2024年10月19日から20日にかけて、「スポーツ政策学生会議(Sport Policy for Japan;SPJ)2024」が対面とオンラインのハイブリッド形式で開催されました。
SPJは、2011年より大学生による日本のスポーツ政策やスポーツ産業振興策に関する研究成果を発表し議論する場として笹川スポーツ財団が主催し、2020年度よりSport Policy for Japan企画委員会と日本スポーツ産業学会の共催で行われています。
2024年大会は、過去最多となる31大学・76チーム・406名の学生が参加しました。初日は5つの分科会に分かれて、各チームが10の教室でプレゼンテーションを行い、厳正な審査を経て決勝に進むチームが決定しました。2日目には各分科会の最優秀チームおよびワイルドカード1チームの計6チームが決勝進出し、プレゼンテーションを披露しました。発表会場では熱のこもったプレゼンテーションと学生同士の活発な議論が印象的でした。
最優秀賞には、放課後等デイサービスを利用する子どもを対象にフラッグフットボールの要素を取り入れた運動プログラムを提案した、亜細亜大学石黒ゼミ・チームAの「『デイフット』プロジェクト」が選ばれました。
また、協賛社特別賞のひとつである笹川スポーツ財団賞は、国内のスポーツ機関や団体の人工芝流出防止対策を調査し、人工芝由来のプラスチック回収再生システムを提案した、日本体育大学日比野幹生ゼミBの「プラスチックゴミ海洋流出削減計画」が受賞しました。
以下のWEBサイトでは、SPJ2024参加全チームの要旨論文と発表資料が公開されています。