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国際情報
International information

「スポーツ・フォー・オール」の理念を共有する国際機関や日本国外の組織との連携、国際会議での研究成果の発表などを行います。また、諸外国のスポーツ政策の比較、研究、情報収集に積極的に取り組んでいます。

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日本のスポーツ政策についての論考、部活動やこどもの運動実施率などのスポーツ界の諸問題に関するコラム、スポーツ史に残る貴重な証言など、様々な読み物コンテンツを作成し、スポーツの果たすべき役割を考察しています。

2024年大会

Sport Policy for Japan

2024年SPJ大会

Sport Policy for Japanの様子1

全体集合写真

Sport Policy for Japanの様子2

笹川スポーツ財団賞の選定とプレゼンターを務めていただいたスポーツジャーナリストの玉木正之様

Sport Policy for Japanの様子3

決勝審査員および優秀賞(決勝進出)プレゼンターを務めた吉田智彦シニア政策ディレクター

20241019日から20日にかけて、「スポーツ政策学生会議(Sport Policy for JapanSPJ2024」が対面とオンラインのハイブリッド形式で開催されました。

SPJは、2011年より大学生による日本のスポーツ政策やスポーツ産業振興策に関する研究成果を発表し議論する場として笹川スポーツ財団が主催し、2020年度よりSport Policy for Japan企画委員会と日本スポーツ産業学会の共催で行われています。

2024年大会は、過去最多となる31大学・76チーム・406名の学生が参加しました。初日は5つの分科会に分かれて、各チームが10の教室でプレゼンテーションを行い、厳正な審査を経て決勝に進むチームが決定しました。2日目には各分科会の最優秀チームおよびワイルドカード1チームの計6チームが決勝進出し、プレゼンテーションを披露しました。発表会場では熱のこもったプレゼンテーションと学生同士の活発な議論が印象的でした。

最優秀賞には、放課後等デイサービスを利用する子どもを対象にフラッグフットボールの要素を取り入れた運動プログラムを提案した、亜細亜大学石黒ゼミ・チームAの「『デイフット』プロジェクト」が選ばれました。

また、協賛社特別賞のひとつである笹川スポーツ財団賞は、国内のスポーツ機関や団体の人工芝流出防止対策を調査し、人工芝由来のプラスチック回収再生システムを提案した、日本体育大学日比野幹生ゼミBの「プラスチックゴミ海洋流出削減計画」が受賞しました。

以下のWEBサイトでは、SPJ2024参加全チームの要旨論文と発表資料が公開されています。

2024年大会結果
参加チーム数 76チーム
(内、完全オンライン参加:10、対面+オンラインのハイブリッド参加:4)
参加大学数 31大学
(内、完全オンライン参加:4校、対面+オンラインのハイブリッド参加:2校)
参加学生数 406名
■最優秀賞・スポーツ庁長官賞 亜細亜大学 石黒ゼミ チームA 『デイフット』プロジェクト
■優秀賞(決勝進出) 一橋大学 岡本ゼミチームS 『あゆみ』を使ってひきこもりを解決
亜細亜大学 石黒ゼミB 環境配慮特化型フィットネスの提案
山口大学 西尾ゼミ Aチーム 3愛マニュアルで交流できる社会へ
立教大学 松尾ゼミ 中山間地域の子どもから日本を元気に
桐蔭横浜大学日比野暢子研究室B スポーツの『みる』に着目した産後ケアの提案
■優秀賞 亜細亜大学 石黒ゼミC 保護犬・保護猫との共生社会に向けての取り組み
東洋大学 山下ゼミA 女子児童生徒の将来の夢実現へ
明治大学 高峰ゼミ スポーツ班 大学女子スポーツはなぜ発展しないのか
東北学院大学 天野ゼミ スタジアムのサードプレイス化
■特別賞 日本体育大学 日比野幹生ゼミC スポーツ×環境問題
武庫川女子大学 むこちゃんずA ゴミ置きっぱなしにしたらあかん!
椙山女学園大学 happyな生理へ 学生アスリート×指導者が共に考える『生理』
神奈川大学 大竹ゼミチームA 不規則勤務者の睡眠不足改善を目指して
東海学園大学 井澤ゼミ やめちゃうなんてもったいない!若年層のスポーツ実施率向上計画
武庫川女子大学 むこちゃんずB お残しは許しまへんでぇ!
高崎経済大学 田中ゼミチームK スポーツイベントによる運動機会の創出
麗澤大学 大沼ゼミ ペットボトルリサイクルによるスポーツ環境整備の可能性
日本体育大学 日比野幹生ゼミB プラスチックゴミ海洋流出削減計画
神奈川大学 大竹ゼミチームE テレワーク推進等の低下の問題
 
<協賛社特別賞>
笹川スポーツ財団賞 日本体育大学 日比野幹生ゼミB プラスチックゴミ海洋流出削減計画
ブカツ未来アクション 論文賞 神奈川大学 チームB 学生アスリートの将来を考えるために
ブカツ未来アクション プレゼンテーション賞 日本体育大学 日比野幹生ゼミD 発達障害だから、なに?
協栄賞 神奈川大学 チームD 日本版スポーツベッティング『壱-BET』
PwCコンサルティング賞 立命館大学 Ritsumei AC スポーツベッティングにおける安全性の向上を図る
FORUM8デジタル賞 新潟医療福祉大学 山本ゼミ シェアリングエコノミーを活用したプロスポーツ観戦体験
 
<学生投票結果>
第1位 一橋大学 岡本ゼミチームS 『あゆみ』を使ってひきこもりを解決
第2位 亜細亜大学 石黒ゼミB 環境配慮特化型フィットネスの提案
第3位 桐蔭横浜大学日比野暢子研究室B スポーツの『みる』に着目した産後ケアの提案
2024年大会概要
大会名 スポーツ政策学生会議(Sport Policy for Japan)2024 
略称:SPJ2024
主催 日本スポーツ産業学会
スポーツ政策学生会議企画委員会
運営協力 ブライズジャパン株式会社
一般社団法人CORD PROJECT
後援 スポーツ庁
公益財団法人 笹川スポーツ財団
公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)
協賛 ブカツ未来アクション
株式会社 協栄
PwCコンサルティング合同会社
株式会社フォーラムエイト
TSOInternational株式会社
明成塾 アカトレ
日時 1日目 分科会 :2024年10月19日(土)
2日目 決勝大会:2024年10月20日(日)
会場 明治大学駿河台キャンパス
開催方式 対面・オンラインのハイブリッド